見たまんまという感じでしょうか。
目的地は決まっていて、それが変ることはないけれど、そこに行くまでの手段は色々あって、その時の状況に合わせて選んだらいいよというイメージです。
青年時代に通っていた教会の牧師先生に「それが目的なのか手段なのかが大事」と言われました。例えば結婚。そろそろ子どもがほしいから結婚するとする。子どもが目的で結婚が手段ということになります。となると、子どもが授からなかった場合は目的達成できないので結婚は失敗で止めましょうということになってしまう。結婚は何かの目的のための手段ではなく、結婚自体が目的なんだよと言われ、なるほど～そうか～と思いました。
付き合っている二人がどのタイミングで結婚するのか、その時期について話していた時だったかなぁ。その先生は、どうしても一緒にいたいと思うようになった時がそのときだよ、って言ってました。
この時から「目的と手段」は分けて考えるようにと思っています。
そもそも目的地がどこなのか。最も大事なことだと思います。それが違ってしまうと行き方を一生懸命取考えても虚しい。いくら話し合っていてもなぜかかみ合わないと思ったら、目的自体が一致してなかった。けっこうあるような気がします。
そう、そしてこの言葉のようにセットにしてしまっている。今までのしきたり？みたいな。
目的地の確認ができたなら、そこに行くまでの方法については柔軟に考えればいいと思います。急ぐのか急がないのか。代替方法は他にあるのか。一人がいいのか協力してやった方がいいのか。工夫や配慮は幾通りにも考えられると思います。そして今度は、その工夫に必死になるあまり、工夫すること自体が目的になっていないかをチェックする。知らず知らずのうちに目的地がずれていることがありますよね。
話は変りますが、この写真を見ていて思い浮かべたのは私が大の飛行機嫌いであること。学生時代の飛行機体験で恐怖を味わって以来「絶対乗らない」と決めていました。関西に住んでいますが、沖縄旅行も船で行ったほど。
ところが子どもが進学のため北海道に住むことになり、どうしよう～！最初の下宿探しなどはさすがに子ども一人には任せられない。仕事があるので休日の日数も限られる。飛行機に…乗るしかない、ぎゃぽっ！そうこうするうちに、チケットの予約の仕方もわからなかったモゴローがついに一人で乗れるようになりました。今でも搭乗前には毎回下痢（緊張）になりますが笑。
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