（藤掛明先生による「日めくりカレンダー」にモゴローがコラージュしたもの）
★モゴロー
・函館の夜景だね。一昨年行ったけど、ガスってて夜景は取りやめに（涙）。
・昨日の続きになるけど、モゴローはまさに「夕暮れ時」なんだよね。朝から夕方の変化も大きいけど、なんと言っても「日が暮れる」→ 明るいのが暗くなる、この変化はものすごく大きいと思う。
・モゴローは夕方が好きでもあり嫌いでもある。子どものころから。一日が終わっていく寂しさや虚しさが迫ってきてね。小学生の頃、歩道橋から見る夕焼けにそう感じていたなぁ。一方で、夜になってしまうと、そこには一日の疲れを癒やす家があり団らんがあって、その温かさを思うと、「もうすぐ家に帰れる」という安堵感もあった。
・明から暗へ。大きな変化が短時間で現われる時。両者が混ざり合うとき。今はそのときなんだね。しっかりと味わいたいなぁ。
★えいちゃん
・カレンダーの言葉と、モゴローのイメージを読み思い浮かんだ文字。「思秋期」。それはこんな連想で。人生の大事な節目。それは危機をはらんでいるよね。最初の危機っていつだろう？それは「思春期」だと思う。ちゃんと大人になれるか不安だったり。はやく大人になりたいようなまだ子どもでいたいような。そしてそれと同等に大きな節目の今(モゴローの17時半)は「思秋期」というのではないかしら？昔、岩崎宏美という歌手の歌の題名だったけど、あれは思春期の後半と秋という季節を重ねた歌。本当の「思秋期」は午後5時かも知れないよ。「夕暮れが好きでもあり嫌いでもある。」ほら、思春期と似てるでしょ？
★モゴローからえいちゃんへ
・なるほどね～。そう、夕方って何とも言えず「不安」が襲ってくるときでもあるのね。変化の真っ只中、引き裂かれないで上手く移行できるのか。まさにその時にしか味わえない瞬間で、それゆえに美しいとも言える。
