コラージュで思い巡らそう!

メンタルヘルスのためのコラージュ。モゴローと一緒に楽しみましょう。

日めくりコラージュ〈ばたばた人生編〉21日

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(藤掛明先生による「日めくりカレンダー」にモゴローがコラージュしたもの)

★モゴロー

・モゴローの母。さすが母親だけあって?モゴローのちょっとした表情の変化を読み取ってくる。何も話していないのに、何かあった時には大体バレる。心配してくれるのはありがたいけど、かえってそれがストレスになることがあった。父親は鈍感なタイプで、「大丈夫だよ~」と笑顔で言ったら騙されてくれる笑。性格・性質の違いも大きいとは思うけど、母は病気でずっと家にいて静かにしていることが多かったせいもあったと思う。父は基本仕事があったからね。

・時間にも気持ちにも余裕を持って、子どもをよく見てあげることは大事だけど、モゴローも心配性のところがあって、子どもの変化にすぐ気づき、先回りしてしまうところがあったなぁ。自由さを奪っていたかもしれない。それなりに忙しくしているお母さんがちょうどよかったのかも。進学で離れて暮らすようになって、子どもも、そしてモゴローも伸び伸びしています笑。 就職したらまた一緒に暮らす予定ですが、今度はほどよい鈍感でいこう。

★えいちゃん

・カレンダーのこの言葉の意味を、どう取ったらいいか迷った。鈍感に「してくれる」だから肯定なのかな?「してしまう」だと否定だけど。私はどちらかというと否定的に取ったけど、モゴローの連想を聞くと「なるほど」と思った。

・友人の子どもは、一人っ子で自閉症だった。お母さんはどうしてもその子の一挙手一投足に目が行ってしまうとのこと。お皿を洗っていても目の端に入ってしまう。「それでお互いに窮屈さが増すの」といって大型犬を飼いました。だいぶ空気が緩んだとのこと。お子さんは人との触れ合いは苦手だったけれど、そのワンちゃんには兄弟のように寄りかかっていたな。 

・距離の取り方って難しいよね。鈍感すぎてもいけないし。私の母は、仕事も忙しかったし、どちらかと言うと子どもには淡白なほうだったけど、昔話をすると、私が近所で仲間外れになっていたことを知っていたのよね。当時親には隠したかった私。知っていた母、気づかないふりをしてくれていた母に感謝しています。 

★モゴローからえいちゃんへ

・この写真は、職人のおじいさんが集中して作業している場面だけど、落ち着いて穏やかな表情に見えるし、風景全体が静かで調和している。敏感と鈍感はよい具合で混ざり合うのがいいのだろうね。それには、「忙しさ」が良い助けになっていると思った。