コラージュで思い巡らそう!

メンタルヘルスのためのコラージュ。モゴローと一緒に楽しみましょう。

12月のコラージュ会

 先週12/2の土曜日、クリスチャンの友達のお家でコラージュ会を開きました。春に続く2回目です。続けて参加した人、初めての人、クリスチャン、ノンクリスチャン、2歳~85歳まで15人が集まりました。2歳の坊やはママの胸ですやすや眠っていました。コラージュしたのは14人です。
 台紙サイズは135×190mm(A4の半分くらい)です。ハガキより一回り大きい感じでしょうか。テーマは「今年を振り返って」。振り返りたくない人は振り返らなくていいですよ~笑、来年に向けての抱負でもいいですよ~ということでスタートしました。今回、小学生以下の子どもが5人いました。子どもたちは「一年を振り返って」どんなコラージュを作ったでしょうか。できたコラージュの説明を聞くと、1枚1枚の切抜きをひとつひとつの出来事と結びつけて貼っている子どももいました。具体的な出来事とは直結させずにイメージで貼っている子どももいました。切抜きは全てこちらが準備したものだったのですが、どちらも、その中から上手く選んだものだと感心しました。
 大人と子どもと混ざったまま3-4人ずつのグループに分かれて感想を伝え合いました。実はこの日、私はちょっとテンション下がり気味だったのですが、みなさんが伝え合うコメントが素晴らしく、とても元気づけられました。特に子どもたちからエネルギーをもらったように感じました。子どもたちのコメントが的確でびっくりしたとは大人たちの感想です。私は、子どもとのコラージュの経験は少ないのですが、これまでを振り返っても、子どもは見たままを直感的に?捉えて感想を言うように思います。その切抜きそのものの印象を真っすぐに受けとめ、そして、それを伝えることができるのだろうと思います。大人の場合、どうしても相手との関係とか、こう言ったらどう思うだろう、とか、そういう作用が働いてしまうところがあり、それはそれで意義ある深い部分なのですが、子どもの持つ、子どもゆえの素敵な力は大人には真似できないのかもしれません。
 1回目より楽しかったと言ってくださる方がいてうれしかったです。そして、あらためて思ったこと。コラージュは子ども(3歳くらい)から大人まで一緒に楽しめるのがすごい!敢えて言えば、子ども用のテーブルや椅子があった方がやりやすいかな…くらいで、準備のうえでも進行のうえでも大人用と子ども用とを分ける必要はありません。分かち合いにおいても、そこから自分でどう深めるかは大人と子どもとでは違うと思いますが、多義性などのヒントを相手に与える力は子どもにも十分あります。と言うか、かえって興味深いヒントを与えてくれるのかもしれません。
 予想を超えた「相互作用性」が見事に生まれたコラージュ会でした。みたらし団子が美味しかった~。お菓子もいっぱいで満たされました。
※参加者の承諾の下、コラージュ写真を掲載します。年齢も許可を得て記載しています。

3歳11ヵ月

6歳

6歳

小学2年

小学2年

85歳