（藤掛明先生による「日めくりカレンダー」にモゴローがコラージュしたもの）
★モゴロー
・落ち着いた表情で編み物をしている。心が安定している感じ。
・作品を完成させることと、誰かのため（自分のため）に作ること、その両方の目的がバランスよくとれている。楽しそう。
★えいちゃん
・微笑んで編み物する女性。手仕事が好きなのね。「なんかしていないと落ち着かない。」と、義母はよく編み物したり繕い物したりしていました。専業主婦だった義母。そういう時間を楽しんでいたと思います。今の女性はどうかな。共働きが多くて「とてもじゃないけど、忙しくてそんなことしてられない。」って思うかも。
・共働きの娘が最近ピリピリしているの。仕事も年齢的に求められるものが多くなってきた上、子どもは3歳なのですぐ熱を出したりなどまだ手がかかる。旦那さんは私から見るとかなり協力的だけど、娘はまだまだ母親である自分の負担の方が大きいと不満を溜めている。特に旦那さんが、趣味に出かけてしまうとイラッとしてしまうのとのこと。元々同じ趣味で出会い、楽しさも知っているので行かせてあげたい気持ちと「ずるい」って気持ちで葛藤するんだって。
・時間がない時こそ尚更、好きなことに没頭できる時間って必要だと思う。娘は子どもの頃に習っていたピアノを、仕事での必要もあってまた習いたいと言い出した。楽器の練習ってなんだかんだ楽しいよね。なんとか娘夫婦も時間を与えあって実現したらいいなと思っています。
★モゴローからえいちゃんへ
・私の育児はいまや終了間際だけど、子どもが小さかった頃は時間も手間も取られて、自分の好きなことに没頭できる時間なんてなかった。こういう時間を確保できること自体がまず幸せなのかもって思う。
・「時間を与え合う」か、すてき～。そうだね。忙しい中でこそ、こういう時間を持つことの大切さをわかって、そして、それぞれがそういう時間を持てるように工夫したり譲り合うことができたら、それも幸せのひとつになるね。
