コラージュで思い巡らそう!

メンタルヘルスのためのコラージュ。モゴローと一緒に楽しみましょう。

コラージュ講座2021①

 モゴローは3年前からキリスト教カウンセリングセンター(CCC)でカウンセリングの学びをしています。昨年度はCCCで「コラージュ講座」も受講しました。今日はその時に作ったコラージュを紹介します。

2021.10.21(講座1回目)
・タイトル:「怒濤の1週間とこれから」(笑)←笑…は今夜付けました。この時のことはよく覚えているつもりでしたが、タイトルは忘れていました。
・作品に込めた思い:「神様に必死に祈った」 そうなんです、かなり必死でした。
 

 ぶっちゃけ職場が大変なところで同僚が不当解雇に遭って、モゴローはその元同僚に協力して雇用者側と戦う立場に。一緒に労働基準局や弁護士事務所に行き、比較的文章を作るのが得意なモゴローは資料作りを協力。徹夜もしました。労働審判になりモゴローも実名で陳述書を提出。裁判で言えば証人みたいなもの。その職場に在籍している人が職場を訴える側で実名の陳述書を出すのは珍しいそうですが、その方がインパクトはあるでしょうね…と。元同僚は心配して反対しましたが、何もせずにはいられなかった。その労働審判1週間後のコラージュです。ぎりぎりまで相手側は対抗してきて、元同僚はひとつも悪くないのに追い詰められて心は病む寸前に。

 ということで、柔道の写真は戦っている姿です。戦うより「闘う」でしょうか。この写真、山下選手がオリンピックで足を痛めた時の決勝戦ですね。相手のエジプトの選手が、山下選手の痛めた足だけを狙う戦法を取らなかったということで「フェアプレー」が絶賛されたのでしたね。
 真ん中の写真、これはゴッホ映画の宣伝写真なのですが、この時はそれとは知らずに貼りました。「やり遂げた」という姿に見えたのです。結果はどうであれ、自分のやれることはやったという清々しさみたいなイメージです。でも、横には依然鎧の姿。自分の身は自分で守っていくしかない。これからも緊張は続くのか。
 右上の男女がハグしている姿は、この期間に感じた友情。支えてくれた友人のことかなぁ。
 左下の駅に停車中の?列車は、最近のモゴローのコラージュによく出てくるテーマです。これからどこへ向かうのか。どっちに行くのか。

 ちょうど半年経ちました。今自分で見てみて、そうですね、この時は自分でも本当によくやったと思います。真ん中の写真がゴッホだとわかった時には特別何も思わなかったのですが、今夜見ていると、ゴッホのことをよく知っている訳ではないのですが、ゴッホもよく頑張ったなぁと。苦しみに満ちた、本人も周囲も辛いことの多い人生だったようですが、神様は「よくやった」と言って下さっているように思います。
 列車の写真を見るとなんだかほっとしてきました。一度途中下車して心静かにゆっくりしたいなぁ。

※CCC許可の下掲載しています。