なわけないや～ん！って思いますが、映画ではよくありますよね～。
そして、確かに牧師先生にはそういうイメージがある…と言うか、実際そんな事態になっているような。信仰的なことから身の回りのことまで？信徒は何でも頼っちゃうし、何でもできると思ってる…かもしれない。
牧師先生は牧師になるための神学や牧会関連の勉強はしていますが、他のことは素人なので、力仕事からケースワーカー役、外部との付合い・交渉、他にもいろいろ…にいきなり一人で対処していくのは無理があるはず。なのに、なぜか最後には勝つ、最後には解決してくれるイメージ。なわけないやろ～。
「11日」に通じるところがあるかもしれません。
11日にモゴローは、牧師先生にしかできないこと牧師でなければならないこと…という言葉を出したのですが、それは牧師先生の職務範囲を決めてしまって、それ以外のことはしなくていいと言うつもりではありませんでした。それ以外のことでも、神様がそうしなさいと言うのであればするということなのだと思います。
よく、「自分の能力では到底無理だと思ったけれど、神様の召しがあったのでやったら、やっぱり神様の支えがあってできました」ということを聞きますよね。私はその逆もあると思うのです。自分の能力では難しいことに召されることもあれば、自分じゃなくても他の誰でもできるような事柄に召されることもあると思うのです。両方だと思います。どんなことでも、その時の必要に自分が召されたなら、それに応えるのだと思います。
…という面と（笑）、でもやっぱり牧師先生は牧師先生固有の務めに集中する必要性と、これも両面あるのかなぁと。
全体的で普遍的な事柄と個別的な事柄。牧師先生が一人で臨まねばならないことと信徒と協力してすべきこと。そういうことを牧師先生と信徒が日頃から一緒になって考えていけたらいいなぁと。
そして、ここは映画の世界ではなく、地上の現実世界だということを～。
