モゴローの通う教会は、神学校から近いこともあって、１年を通じて、また夏期の間など、日曜日に神学生さんが実習に来ます。神学生さんと交流を持つ機会が多いのは楽しくてうれしいことです。
今回はC神学生とコラージュしました。C神学生も先月卒業式を終え、今月末に赴任のため引越します。丁寧に言うと、C神学生は一度神学校を卒業して牧師先生として働いた後、再度神学校での学びをした研究生でした。一昨年度1年間、モゴロ－の教会に派遣神学生として来られていたのでした。
C神学生と教会の友達Dさん、そしてモゴロー３人でのコラージュレポートです。
神学生さんは「今の気持ち」。Dさんとモゴローは「C神学生への応援メッセージ」をテーマとしました。
今回もマガジン法で、台紙はハガキです。C神学生もDさんもコラージュ経験者です。
★モゴローのコラージュ
①モゴロー本人のイメージ
・山羊が水を飲んでいる姿からは、「渇いた人を潤す水がある」イメージが浮びました。
・たき火の写真からは、「たき火を囲みながら語り合って1日の疲れを癒やす」イメージです。
・上の両者は、C神学生が赴任する教会がこんな風になればいいなぁという願いと期待です。
・「書斎」は神様の御言葉に集中することを表わし、真ん中にしたのは、このことが全ての中心であるということ。
・鞄を持っている写真は、今から最低限の荷物だけを持って出発するC神学生の姿です。
・おにぎり弁当からは、「必要な糧は神様が与えて下さる」ということを思いました②C神学生からの感想
・C神学生は、一昨年夏に今回赴任する教会に夏期伝道に行っていたのですが、この教会には「語り合いのできる教会」だという印象が既にあったとのことです。
★Dさんのコラージュ
①Dさん本人のイメージ
・お芋はC神学生のイメージだそうです。素朴な味わいがある。
・溶鉱炉からは、教会を建て上げるイメージ。ちなみにDさんは「建物好き」なんだって。
・すだちからは「酸味」。C神学生を知るDさんとしては、優しいC神学生には「時に厳しさを示す」ことが必要かもしれませんね、と。
・牛。これもC神学生のイメージとのこと。一歩一歩マイペースで進む姿だそうです。
・ムール貝のお料理から「貝」の姿を思い浮かべたDさん。貝は防波堤に張り付いてエサを得ながら成長します。そこにC神学生を重ねたそうです。
②C神学生とモゴローからの感想
・「酸味」について。同じようなことを、教会で別の人からも言われたそうです。
・Dさんと何回か一緒にコラージュしましたが、今回の貼り方はいつもと違いますね。いつもは四角く切ったものを貼るだけ…でしたが、今日のはちょっとおしゃれですね笑。
★C神学生のコラージュ
①C神学生本人のイメージ
・３つ写真から共通に思い浮かべたこととして、「広い世界に身を置きたい」ことと「これから出て行くことへのためらい」、その両方が自分にはあるように思う、ということでした。
・ホテルの部屋の写真からは、「今の自分は部屋とテラスの境目、まだぎりぎり部屋の中にいる」というイメージが湧いたとのこと。説明分も切り取らずに貼っていますが、それはこの文章の説明が、そのままイメージの説明になっていたからだそうです。
・サグラダファミリアは「囲われている空間」。
・海の中の亀。亀は陸上だとゆっくりだが、海中では海に守られながらすーっと泳いでいるイメージ。
②Dさんとモゴローからの感想
・一度牧師をされているC神学生なので、「出発することへのためらいや不安」があるということを聞いて意外だった。
・ホテルの部屋はツインルームですね。C神学生は独身なので、良き伴侶となる人との出会いがあればいいですね。C神学生もそれを願っているそうです。
・コロナ以降、牧師として教会へ遣わされるのは初めてなので、その緊張感がかなりあるということでした。
★全体の感想
一昨年１年間お世話になったC神学生さん。一緒にご飯を食べたり語り合ってきました。落ち着いた感じに見えるので、ためらいや不安を聞いて、え、そうなんだ～と思いました。
考えてみれば当たり前のことですよね。出発前に、期待や意気込みだけを言うのではなく、そういう不安のようなものがあるということを話して下さって、よかったと思いました。
モゴローは自分のコラージュの裏に、そのイメージを書きました（汚い字！笑）。そして、作ったコラージュをDさんと一緒にC神学生にプレゼントしました。
気をつけて出発して下さいね。
※C神学生とDさんの承諾を得て掲載しています。
