（2020.8.25 上が娘っこ、下がモゴロ－のコラージュです。）
昨年の夏、大学進学で家を離れている娘が帰省した折、母親であるモゴローと娘っこで「親子コラージュ」をしてみました。そのレポートです。
私達親子にとって初めての経験でした。テーマは「いまの気持ち」。台紙ははがきサイズです。私は時々コラージュを作っていますが、娘はと言えば…。高校の美術の時間に、アート作品としてコラージュを作ったことがあるとのこと。そして、現在医療系の学科で勉強していますが、その授業でも１度あったそうです。とは言っても、経験回数が少ないのでどうなるかと思いましたが、完成するまでの時間は二人とも15分くらいでした。私は日頃から早い方だと思いますが、娘も…若さゆえか？笑、ちゃっちゃっと写真を選んで貼っていたように感じました。
（娘っこのコラージュ）
★娘っこのコラージュについて
①娘本人の感想
・大学生活を楽しんでいる様子をイメージ。
・みんなと遊んだり、色んなところに行った～。
・ソファはよく行く友達の部屋にあるソファのイメージ。
・三角や四角の小さく切ったものは、それがあった方が見栄えがいいと思ったから。
②モゴローの感想
・ソファを見て、休憩しているイメージが浮かびました。娘は疲れていて休みたいのかな…と。コロナで生活が変ってしまった時期だったし。
・広い自然の写真と、人が集まっている写真と両方ある。そこから「一人でいること」と「人と交流すること」、両方バランスよくできているイメージが浮びました。
・三角や四角のところは、きらっとしている感じで、若いな～と。
（モゴローのコラージュ）
★モゴローのコラージュについて
①モゴロー本人の感想
・娘が成人した年でもあり、娘のこと、娘との関係をイメージ。
・鳥の親子は私達親子。
・中学生？が職業体験で病院実習をしている写真からは、娘がリハビリ系の職業を目指していることのイメージ。娘は小学４年生の頃から医療リハビリ系の職業に就くと決めて、その思いは変らないまま勉強しています。
・川を行く舟は、私の「人生後半戦」をイメージしました。 広い流れから狭い流れの方に進んで見えます。広い色んな方向の流れから、絞った流れに向かっていく、向かっていきたいというイメージです。
・花束には特に意味はありませんでした。スペースが空いたのと、他の色合いが暗かったので明るい華やかなものを何となく選んだ感じです。でも、結果的には娘の人生が美しく楽しいものであるようにという願いになった気がしました。そこに自分の人生も重ねながら。
②娘っこの感想
・見た瞬間、「お母さんが私のことをイメージして作った」のがわかったとのこと。
・川の写真。両側の流れから一本の流れに進んでいくところを見て、「ひとり立ち」するイメージが浮んだそうです。私が「人生後半戦」を思い浮かべたのに対して、娘は自分に当てはめて？そう思ったのだろうと思います。
★全体の感想自分のコラージュ、相手のコラージュについてイメージしたことを言い合って、しばらくお喋りしました。
お互い見せ合うことが前提ですから、それぞれ、母に娘に見せられる範囲で作ったと言えますが、それでも、思い巡らしたことを伝え合うことによって対話できたように感じました。とても良い時でした。娘が幼い頃からやっていれば面白かったかな、と思います。これからも機会があれば親子コラージュをしたいなぁと思っているところです。
※娘の承諾を得て掲載しています。
そもそも「コラージュ」とは？こちらをご覧ください。①～⑤まであります。
コラージュとの出会い① - コラージュで思い巡らそう！ (hatenadiary.com)
