コラージュで思い巡らそう!

メンタルヘルスのためのコラージュ。モゴローと一緒に楽しみましょう。

『ひと月日めくり』30日

 短歌は天国のイメージ。ある一面ですが。神さまが涙をぬぐってくれる。涙をぬぐうのだから、それは一人一人に触れてくれるということ。以前、「涙とともに見上げるとき」という本を紹介したことがあります。地上で受けた傷はその人の目印として残されたままによみがえる…というのにとても深く考えさせられた。地上の姿、有り方と天国でのそれとはどう関係があるのだろう。地上での関係性は天国ではどうなるのだろう。今の私たちには想像できないし、わからないことを詮索し過ぎてはいけないけれど、地上と全くかけ離れては意味がないと思う。匂いはどうかな。臭覚は五感の中で最も記憶に結びつくという。神様に涙ぬぐわれて、すると、記憶に残る嗅いだことのある匂いがして、ああ、これは愛する人の匂いだ、そうやって振り向くと…。
  仲の良いご夫婦が天国でまた会えるということに望みを持つ。素敵なことだと思う。でも、葬儀とかで第三者が「今ごろ天国でお二人は…」と言うのを聞くと、私は、うーん、そうなんかな、それ簡単に言ってはいかんだろ、と思う。天国でまで会いたくない説あるある、笑。地上ではどんな顔していいのかわからない複雑な関係ばかりかもしれない。ふざけて言っているのではありません。私にも会いたい人はいます。本当に会いたい。自分が天国に行ける前提になっているけれど、私はいないのじゃないか、そう思う時がある。私が行けるはずがない。そう思う時があります。行けるとして、会いたい人がいない、それに気づくことがあるのかな。その時、悲しいって思うのかな。天国で悲しいって変だよね、そんなことも考える。
 わからないのです。本当にわからない。わからないことに望みをかけるのか。どうだろう。完全な統合は完全な天国でだと思うけれど、小さな統合は実はある、起こっている。そう思えるようになったのは最近です。だから、いろんなこと、諦めないでいたい。その思いは一層強くなっているのかもしれない。
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藤掛明先生から学んで、私の心に留まっている言葉を「藤掛先生語録」としてまとめ、1ヵ月間の日めくりカレンダーにしました。コラージュや短歌や文章は私の連想に過ぎませんが楽しんでいただけるとうれしいです。
※写真はAC・Pixabay・unsplash素材より。