コラージュで思い巡らそう!

メンタルヘルスのためのコラージュ。モゴローと一緒に楽しみましょう。

『ひと月日めくり』14日

 難解な本広げても二人がそれでいいなら全然かまわないと思う笑。ただ、初めてのデートで広げられたら、うーん、私ならびっくりするかも。そこでもっとこの人のこと知りたいと思うか、2回目は無いなって思うかは感性の事柄でしょうか。
 私は視能訓練士として眼科で働いている。養成学校時代、授業で色んな眼疾患について眼底写真を見ながら教えられた。でも、実習生時代は実際の患者さんの眼底写真を撮ってもどこに異常があるのか、わかりやすい出血以外はわからなかった。ところが働き出してたくさんの眼底写真を見るようになり、正常眼底を見慣れてくると異常が見分けられるようになった。視力検査も似ている。視力検査は自覚応答で結果を得るところが興味深い検査で、認知症の方や子どもなど検査者が変わると出なかった視力が出たりすることがある。検査するのも人間、答えるのも人間、曖昧で誤差範囲の巾もけっこうあると私は思っている。その中で、長年やっているとそういう検査上の誤差範囲なのか、それとも疾患が絡んでの反応なのかが大体だがわかるようになってくる。明らかに低下した場合でなくちょっとした低下みたいな時の違和感のようなもの。それはたくさんの症例に触れることで身につくものだ。
 多くの人にある反応、そこから離れた反応。良い悪いではなく、次の展開への手掛かりとして知っておくことは大切だと思う。
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藤掛明先生(クリスチャン臨床心理士)から学んで、私の心に留まっている言葉を「藤掛先生語録」としてまとめ、1ヵ月間の日めくりカレンダーにしました。コラージュや短歌や文章は私の連想に過ぎませんが楽しんでいただけるとうれしいです。
※写真は、AC素材とPixabay素材から使用しています。