人力車は、相談が終わった信徒を牧師先生が家まで送っていくイメージです。
相談自体は牧師先生でなければならないとしても、家までは自分で帰ってもらえばいいし、たとえその信徒が歩くのがしんどいとしても他の人に頼むとか、タクシー呼ぶとか、いくらでも方法はあるはず。でも、ついここまでしちゃう…というイメージです。
右の写真は、お料理を両手にもって「さあ、どうぞ～」と自らお客さんに持って行く様子です。目一杯もてなしているイメージで選びました。
信徒と良いコミュニケーションを持つことはとても重要なので、そのために相手の求めに応じることも大切ですが、それ自体が目的ではないので必要最低限にしていいのだと思います。
とは言っても、信徒の方もどうしても甘えがち。牧師先生はいつでも何でもしてくれるお助けマンのように思っているふしがある。どこで線引きするかはとっても難しいのだと思います。無下にされたと嫌われても困りますもんねぇ。
牧師先生にしかできないこと、牧師先生でなければならないこと。それに集中できるような環境だといいですね。牧師先生の具体的使命は教会によって違うでしょう。事情もそれぞれで、あらゆることを牧師先生が担わざるを得ない教会もあるのだと思います。
せめて、あらゆることを担うのが牧師先生の役目ではないし、そんなの無理なのが当り前…という認識が皆にあればいいなぁと思います。
