コラージュで思い巡らそう!

メンタルヘルスのためのコラージュ。モゴローと一緒に楽しみましょう。

『ひと月日めくり』17日

「多義性の世界」に次いで衝撃的に私の心へ入ってきた事柄。全部見なきゃいけない、全部知らなきゃいけないようになぜか思っていた。そんなのできるわけないのに。否、まだ見るときに至ってないのだよ。至ってないのに見ようとしてはならない。部分的…というと、私はすぐ窓を思い浮かべる。今の私にはこれで十分なのだ。もちろん、その先にある、その続きにある風景も見たい。だから苦しくもあるけれど、だからこそ窓から見える風景は美しくもある。いつか全てが見えたとき、窓から見えたそれはなお際立って私の心に刻まれていることを知るのだ。
 今日の写真は2枚ともモゴロー撮影のものです。上の写真は神戸垂水区にある旧グッゲンハイム邸です。昨日、ここで開かれたリードオルガンのワークショップに行ってきました。早く着いたら空いていた二階で待たせて下さいました。ハマスホイの絵画を思い出しました。下の写真は2月に兵庫県立美術館に行ったときのものです。窓にしろ、扉にしろ、開いた分だけ向こうが見えるというのは私の好きなモチーフです。
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藤掛明先生(クリスチャン臨床心理士)から学んで、私の心に留まっている言葉を「藤掛先生語録」としてまとめ、1ヵ月間の日めくりカレンダーにしました。コラージュや短歌や文章は私の連想に過ぎませんが楽しんでいただけるとうれしいです。