たとえば「この言葉の意味は何ですか」と質問したり、されたり。単純に辞書代わりに聞いてる…なんてことは、今ならググればいいわけだから無いわけで、この時この人にこういう質問しているってこと自体に何か意味があるのだと思う、よね。ああ、この人はいまこの言葉が気になっているんだ、いつからだろう、なぜだろう。たとえ単純にその言葉の意味を教えるとしても、そうやって、どうしてかな…って、質問の後ろにある強かったり弱かったりする声を聞きながら、聞こうとしながら答えるなら、それはどこかで伝わると思う。人間には心があるから。
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藤掛明先生(クリスチャン臨床心理士)から学んで、私の心に留まっている言葉を「藤掛先生語録」としてまとめ、1ヵ月間の日めくりカレンダーにしました。コラージュや短歌や文章は私の連想に過ぎませんが楽しんでいただけるとうれしいです。
※写真は、unsplash素材から使用しています。