コラージュで思い巡らそう!

メンタルヘルスのためのコラージュ。モゴローと一緒に楽しみましょう。

コラージュ講座2022②

f:id:tachibananasu:20221123055648j:image
f:id:tachibananasu:20221123060139j:image

 キリスト教カウンセリングセンター(CCC)コラージュ講座2回目を受講しました。
テーマは『今年を振り返って』
タイトルは『小さな予感』としました。
 普段から切抜きのストックがある私は講座用に準備することはありません。仕事から帰ると同時にばたばたと参加することもあって、どんな切抜きがあるかを前もって見たりもしない。「では作りましょう~」となって初めて箱からばさーっと出します笑。今回は、先週の日曜日に教会で友達数人とコラージュ会をした時の残りも混ざっています。探しているうちに、日曜日のコラージュ会で「今日は使わないけどいつか貼りたい」と心惹かれた切抜きがあったのを思い出しました。
  ということでトンネルの写真は即決。城跡の階段、小さくて見えにくいですが、階段を降りる男性の姿があります。これまでの人生は「上へ昇る、昇ろうとする」ものでしたが、これからは降りです。階段をどう降るのか。昇りでは見えなかった景色が広がっているかもしれませんね。降りるのも気持ちいいかも。転倒には注意、降りはゆっくりがいいですね。ポストは「お手紙→伝える」。今年は「伝えよう」とした年だったなぁ。
 トンネルには向こうへ歩いている人が写っています。あっちの道が正しくてこっちの道が間違っていた、こっちが良くてあっちが悪かった、というのでなく、道はこの道で合っていた。暗いのはトンネルの中だったんだ、そこを抜けたら明るくなるよ。同じ道だったのだよ。この道のままでいい。このまま歩いて行けばいいよ。そんなイメージが湧いてきました。
 私は文字を貼ることはまずないのですが、後でここどこ?お花の名前は何?ということが多いので、最初は切り取ったお城の名前を戻して貼りました笑。
 あ、そうそう。この日、私は疲れていました。台紙はA4だったのですが、「しんどいから今日は少ない枚数にしよう」と最初から決めていました。少なく貼った分、1枚1枚への意味付けが濃くなったように感じました。

 …と、ここで終わるつもりだったのですが、これを書きながら何度もコラージュを見直しているうちに、階段を降りる人とトンネルを歩く人が同じ人に思えてきました。階段を降りた後にトンネルの道に行くように感じるのです。昇って降りた後だからこそ行くべき道がわかるのではないか。清々しく降ったあと、最後にまたトンネルに入る。それでもこの道を歩く。道を通り終えたなら、思いを託した手紙を投函するのです。