
一目一目刺繍している様子。一針一針は小さく、少し縫い進んだくらいでは何の模様かわからないけれど、続けていると、ある時点でその模様がわかってくる。そんなイメージで選びました。
小さな喜びとか、小さな幸せとか、よく言いますよね。でも、それって私達には小さく見えるだけ、小さく感じるだけで、本当は大きいのじゃないだろうかと年取ってから(笑)思うようになりました。と言うか、小さいのはダメで大きいのが良いと決まっているのだろうか。
この刺繍、一目一目が小さくないと成り立たないと思う。小さいものの重なり全体で大きくなるのじゃないかなぁ。
刺繍には一人静かに座っているイメージもあれば、手元に目をやりながら誰かとお喋りしているイメージも浮びます。作業に集中している時と、手を動かしながら頭は他のことを考えている時もある。そんなイメージもしてきました。
がんばっても一向に状況が変らないと本当に行き詰まってしまいます。そんな時には、誰かと別のことをお喋りして適度に気を抜いてみる。そんな風にしながら一針を進めることができたなら、それは小さくても大きいのじゃないかしら。
